第4回:ハインリッヒの法則

グリグリ

ジーアイシーの田栗です。

第4回目は、”ハインリッヒの法則”です。

ハインリッヒの法則とは

1:29:300→ハインリッヒの法則ってご存知でしょうか?

ハインリッヒの法則とは、労働災害発生における経験則の一つで、「一つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」という法則です。つまり、重大な事故は軽微な事故を防いでいれば起こらず、軽微な事故はヒヤリとするような異常を防いでいれば起こらないということです。この法則は、アメリカの損害保険会社に勤めていたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが、1929年に初めて発表したもので、災害防止の父と呼ばれています。

ハインリッヒは看護学校などの教科書に取り上げられ、医療関係の世界では有名な法則で、ハインリッヒは知らなくても”1:29:300”や”330”などの数字はいわば常識に近いと聞きました。

医療現場での事故発生状況とハインリッヒの法則

医療現場でも、事故発生は深刻な問題です。医療事故情報収集等事業平成27年年報によると、2015年に発生した医療事故は3,654件で、「療養上の世話」が1,301件(35.6%)と最も多く発生していました。2番目は「治療・処置」で1,109件(30.4%)となっています。また、転倒・転落が793件で、「療養上の世話」の60%、全体の21%程度を占めています。それらの転倒・転落事故の程度は死亡・障害残存の可能性がある事例も80件発生しています。

ハインリッヒの法則を適応すると、転倒・転落による重大事故は80件で、軽微な事故は2,320件、ヒヤリハットは24,000件ということになります。ヒヤリハットを減らすことによって、軽微な事故や重大事故を減少させることができます。

Mittellは貢献いたします。

弊社開発中のMittellは医療現場における事故の最も多い転倒・転落を減少させるため非常に有効な離床・起床センサです。ベッドサイドのインシデント通報装置としてご利用いただければヒヤリハット減少、軽微な事故減少、重大事故減少へと繋がるものであると自信を持ってご提案いたします。

医療事故の発生は、患者や医療スタッフにとって大きな悲劇です。特に、転倒や転落による事故は、高齢者や重度の病気を抱えた患者に多く発生し、その結果、命にかかわるような重大な事故が起こる可能性もあります。しかし、ハインリッヒの法則によれば、軽微な事故やヒヤリハットを防いでいくことで、重大な事故を未然に防ぐことができます。そこで、Mittellのような離床・起床センサーを利用することで、転倒や転落による事故を減少させることができるのです。

Mittellは、ベッドサイドに設置された離床・起床センサーであり、患者がベッドから離れようとすると、警告音が鳴り、看護師が早急に対応できるようになっています。また、センサーは非接触式のため、患者の動きを自然に取得することができ、高齢者や病弱な患者にも負担をかけることがありません。さらに、Mittellは、医療現場において必要な衛生管理にも対応しており、簡単に清掃できるため、衛生面での安心感も高くなっています。

Mittellを導入することで、ヒヤリハットを減少させることができるため、軽微な事故や重大な事故を未然に防ぐことができます。また、医療スタッフの負担を減らすことができるため、業務効率の向上にもつながります。さらに、医療事故の減少によって、医療機関の評判が向上し、患者やその家族からの信頼を高めることができます。

まずは、医療事故に関して非常に有効なMittellを是非ご体験ください。ただいま絶賛デモンストレーション中ですので、お気軽にご連絡ください。


よく読まれている記事


パンフレットや資料が必要な場合は

お試しが必要な方

ご不明な点はこちらからお気軽に