KYT 危険予知トレーニング とは?
それぞれのワードの頭文字をとった言葉です。
K = Kiken(危険)
Y = Yochi(予知)
T = Training(トレーニング)
その名の通り危険を予知し訓練する活動です。
まだ発生していない危険を未然に防ぐことを目的に、日ごろの業務や環境を見直し、危険を予知し把握することで、対策をするためのトレーニングです。KYTを行い、危険に対する気づきや感性を磨くことで、患者安全を高めることが目的です。
医療・介護の現場で働いたことがないので、危険予測があまいと思いますが、大目にみていただけたらと思います。
上記画像のベッドに患者が寝ていると仮定し、KYTの手法に沿いやってみました。
(画像は看護roo!より引用)
https://www.kango-roo.com/
1.現状把握 — どんな危険が、ひそんでいるか
・オーバーテーブルを支えにして立ち上がる。
・ナースコールを押さずに立ち上がる。
2.本質追究 — これが、危険のポイント
・オーバーテーブルが動き転倒を誘発する可能性がある。
・ナースコール子機の位置が髙いため、押さずに立ち上がることに繋がる可能性がある。
3.対策樹立 — あなたなら、どうする
・オーバーテーブルを使用しないときはサイドに寄せておく
・ナースコール子機を必ず手元に置くようにする。
・センサーを設置し、早い段階に起床行動を捉える
4.目標設定 — 私たちは、こうする
・病室を出るときに確認項目を設定し、指差し確認する。
・アセスメントシートの活用し、申し送りを行う。
mittell(ミッテル)は、要介護者のベッド上での行動を検知し通知を行う、起床・離床センサーです。
特に高齢者の転倒、転落事故の発生頻度は高く、様々な見守り支援機器が実用化されていますが「通知のタイミングが遅い」「誤検知が多い」等、多くの課題が残されています。
「mittell」は、従来の「感圧式センサー」で検知していた「離床」に加え、「起床」を検知することで理想的なタイミングで通知を行うことが出来ます。
見守られる側の安全と見守る側の心理的、身体的負担を軽減することのできる、次世代の見守り支援システムの提案です。