【アンコンシャスバイアス】無意識の偏見・思い込み 

okuda

はじめに

今回、アンコンシャスバイアスについて少しお話しをさせていただきます。

経緯としては、会社全体の研修として【アンコンシャスバイアス】について研修を受けるからです。事前に少しだけ予備知識程度はつけておこうと思い、アンコンシャスバイアスについて調べてみました。アンコンシャスバイアスを学ぶことのメリットなども紹介したいと思います。

アンコンシャスバイアスとは?

アンコンシャスバイアスとは、無意識の偏見思い込みのことです。過去の経験や知識、価値観、信念に基づいて、人は無意識に情報を処理し、判断を下します。このとき、正しい情報だけに基づいているとは限らず、偏った視点で物事を見てしまうことがあります。

アンコンシャスバイアスは、誰にでも存在します。そして、自分では気づいていないことが厄介なところです。しかし、アンコンシャスバイアスの存在を認識し、対策することで、より客観的で公平な判断をすることができるようになります

アンコンシャスバイアスの例

アンコンシャスバイアスには、様々な種類があります。以下に、いくつかの例を挙げます。

  • ステレオタイプ:特定のグループの人々に対して、一般化されたイメージを持つこと。
    • 例:「女性は理系が苦手」というステレオタイプがあると、面接官が女性候補者に対して無意識に低い評価を下してしまう可能性があります。
  • ハロー効果:ある特定の目立つ特徴によって、その人の全体像を良い方向に過剰に評価すること。
    • 例:成績優秀な学生に対して、協調性やコミュニケーション能力が高いという印象を持つ可能性があります。
  • ホーン効果:ある特定の目立つ特徴によって、その人の全体像を悪い方向に過剰に評価すること。
    • 例:遅刻が多い学生に対して、やる気がない、真面目ではないという印象を持つ可能性があります。
  • アンカリング効果:最初に提示された情報に引っ張られて、その後の判断が歪められること。
    • 例:不動産の価格交渉において、最初に提示された価格が高額だと、その後の提示価格が安く見えてしまう可能性があります。

アンコンシャスバイアスの影響

アンコンシャスバイアスは、様々な場面で悪影響を及ぼす可能性があります。以下に、いくつかの例を挙げます。

  • 採用・人事:無意識の偏見によって、本来能力のある人材が採用されない可能性があります。
  • 評価・昇進:無意識の思い込みによって、個人の能力が正しく評価されない可能性があります。
  • 意思決定:無意識の偏見によって、誤った判断を下してしまう可能性があります。
  • コミュニケーション:無意識の偏見によって、相手を誤解してしまう可能性があります。

アンコンシャスバイアスへの対策

アンコンシャスバイアスの影響を減らすためには、以下の対策が有効です。

  • アンコンシャスバイアスについて学ぶ:アンコンシャスバイアスの種類や影響について理解することで、自分の思考や行動を客観的に振り返ることができるようになります。
  • 多様性を意識する:自分とは異なる価値観や背景を持つ人と積極的に交流することで、視野を広げることができます。
  • 自分の偏見を認識する:アンコンシャスバイアスに関するテストやワークショップに参加することで、自分の無意識の偏見を認識することができます。
  • ルールや制度を整備する:採用や評価の過程で、アンコンシャスバイアスの影響を排除するためのルールや制度を整備することができます。

アンコンシャスバイアスを学ぶことのメリット

以上のことをまとめ、学ぶことのメリットを再確認したいと思います。

 

  • コミュニケーションの改善                                                    偏見に基づく誤解や摩擦を減少させることで、より効果的でオープンなコミュニケーションが促進されます。これにより、チームの協力や信頼関係が強化されます。
  • 自己認識の向上                                                          自分自身の無意識の偏見を認識することで、個人の自己理解が深まります。これにより、日常生活や職場での行動や判断を見直し、公平で客観的な視点を持つことができます。
  • 職場のエンゲージメントと満足度の向上                                              公平で偏見のない職場環境を作ることで、従業員の満足度やエンゲージメントが向上します。これにより、離職率の低下や生産性の向上が期待できます。

まとめ

アンコンシャスバイアスは、誰にでも存在するものです。しかし、その存在を認識し、対策することで、より客観的で公平な判断をすることができるようになります。

アンコンシャスバイアスについて学び、自分自身の偏見を認識し、多様性を尊重することで、より良い社会を作っていくことができるでしょう。

これからの時代を発展させていくには欠かせないキーワードだと思います。皆さんも学んでみてはいかがでしょうか?

以下のリンクから簡単にアンコンシャスバイアスに関する、診断が行えます。

https://www.jtuc-rengo.or.jp/action/diversity/#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C,%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%BC%95%E3%81%8D%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

最後に

現在も、mittellの販売を進めているところです。全国各地からの問い合わせがあり、デモンストレーション等を行っております。

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