第2回:急性期病院と慢性期病院について

グリグリ

 

ジーアイシーの田栗です。

第2回目は、”急性期病院”と”慢性期病院”

医療行為の分類

病院で行われる医療は、大きく4つに分類されています。

  1. 高度急性期
    急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、
    診療密度が特に高い医療を提供する機能
  2. 急性期
    急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、医療を提供する機能
  3. 回復期
    急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する機能
    特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者に対し、
    ADLの向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能(回復期リハビリテーション機能)。
  4. 慢性期
    長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能
    長期にわたり療養が必要な重度の障害者(重度の意識障害者を含む)、筋ジストロフィー患者又は難病患者等を入院させる機能

病院の種別

急性期を主に受け持つ病院を急性期病院といい、慢性期を主に受け持つ病院を慢性期病院と言います。つまり、事故や緊急の病気の場合まずは急性期病院で治療を受けます。入院期間は2週間程度と短く、入院してきたときは意識がなかったのに、2週間後には元気に歩いて退院することもよくあるケース。ある程度回復し、若くて体力があれば自宅へ帰りますが、年配の方や重度の後遺症がある場合などは慢性期病院へ転院や入院をし継続的な治療などを受ける必要があるため、長期入院をします。

今後高齢化が進展し、医療・介護サービスの需要が増大していく中で、良質かつ適切な医療を効果的に提供する体制を早期に構築することが求められています。まずは、現在の医療機関で提供している医療の内容を把握するべく、病棟単位の医療情報を厚生労働省では平成26年10月より医療施設が有する病床において提供している医療機能の現状と今後の方向を選択し、病棟単位を基本として都道府県に毎年度報告する仕組み(病床機能報告制度)が導入されています。情報は一般に広く公開されています。

Mittellの利用対象施設

Mittellのメインターゲットは慢性期ですが、急性期の患者さんの方が特に効果的な事案もありました。急性期の患者さんの中には入院前とボディイメージが異なるような疾患(麻痺などの障害)の患者さんがいらっしゃいます。そのような患者さんでは年齢とは関係なく、入院日数と関連し入院当日や1日目などギャップを受け入れられないケースが多くこの場合もまた、転倒・転落の事案が多く発生しています。

Mittellは的確に患者さんの状態を捉えることが可能なため、慢性期、急性期のステージを問わず利用していただける離床・起床センサとなっていますので、急性期病院、慢性期病院を問わずただいま、絶賛デモンストレーション中ですのでお気軽にお問い合わせください。


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