認知症について

グリグリ

認知症 には主に以下のタイプがあるようです。

①アルツハイマー型認知症

②レビー小体型認知症

③血管性認知症

④前頭・側頭型認知症

⑤正常圧水頭症

⑥慢性硬膜下血腫

⑦その他

アルツハイマー型認知症、レビー個体型認知症、血管性認知症が「三大認知症」と言われ全体の85%を占めている。

レビー個体型認知症とは

レビー小体ができ神経細胞が死滅することで起こります。レビ一小体病には3徴と呼ばれる①認知機能の変動②繰り返し出現する幻視③パーキンソン症状が特徴的であると言われています。

血管性認知症とは

脳梗塞や脳出血などにより脳の神経細胞が障害を受けたことにより機能が失われて認知症となること。65歳未満発症の若年性認知症の原因疾患としては最も多く、約40%を占めます。脳梗塞や脳出血は高血圧、糖尿病、脂質異常症などの基礎疾患があると起こりやす。

アルツハイマー型認知症とは

老人斑や神経原線維変化が海馬を中心に脳の広範囲に広がり脳の神経細胞が死滅していくこで起こります。初期は記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害などの軽度な中核症状を訴えます。さらに病症が進むと中核症状を原因とした抑うつ状態、徘徊、妄想、異食、攻撃的言動、自発性低下などの行動異常BPSDが見られるようになります。

中核症状と周辺症状

脳の神経細胞の変性や脱落により、記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害などの直接的に起こる症状を認知機能障害(中核症状)です。これらが原因となって抑うつ状態、徘徊、妄想、異食、攻撃的言動、自発性低下などの行動異常が出現してきます。これを周辺症状といい近年ではBPSD(認知症の行動・心理症状)といわれています。認知症患者の家族や介護者等を悩ませるのはBPSDです。

加齢によるもの忘れとアルツハイマー型認知症 によるもの忘れ

体験や出来事の一部を忘れるのは加齢によるもの忘れでよくあることで、加齢による場合にはヒントを与えると思い出すことが可能です。一方認知症の場合は体験や出来事全体が記憶できません。その為ヒントを与えられても思い出すことが出来ません。

アルツハイマー型認知症 の段階

一般的にはMMSE検査(精神状態短時間検査)という認知症のスクリーニングテストが行われます。30点満点のうち18点以上の成績であれば通常は中核症状でとどまります。18点以下となった場合には中核症状が原因とする周辺症状BPSDが現れるようになります。

認知症への対応

実際に家族や介護者の負担になるのは中核症状ではなくBPSD(周辺症状)によるものが大きいとされています。今ではBPSD(周辺症状)は8割程度は薬などでコントロールが可能といわれています。また、適切な介護によりBPSD(周辺症状)などの異常行動は軽減する可能性が高いといわれています。

Mittell導入の効果

MittellはBPSDに伴う異常行動による転倒・転落を防止することを目標としています。身体拘束ゼロへ貢献するべく日々精度向上、機能追加を進めております。是非ご体験ください。


よく読まれている記事


パンフレットや資料が必要な場合は

お試しが必要な方

ご不明な点はこちらからお気軽に