初めまして、ジーアイシーの天野です。
本日はMittellのしくみを簡潔に説明します。
Mittellはベッドサイドにおける転倒事故を未然に防ぐためにつくられました。
Mittellの長所の1つとして、非接触型なので非常に壊れにくいだけでなく、
起床が検知できる点があげられます。
またマットセンサーとクリップ式センサーを併用されている場合に比べると、
Mittellの使用では他と併用することなく、当製品1台で済むという大きなメリットもあります。
Mittell本体は主にイメージセンサとマイコンで出来ています。
患者さんの映像をリアルタイムにセンサから読み取ります。
読み取られた映像はマイコンに送られ、AIで処理されて起床や離床を検知します。
その際、既設のナースコールに接続されていればコールが鳴らされます。
Mittellの機能は以下に詳しく記載されていますので、こちらをご覧ください。
Mittellのプログラムはコンパイラ言語で書かれているため、堅牢で動作も高速です。
主な機能は
の3つで、検知にはAIが用いられています。
動作の流れとしては、
以上となります。
単体のアルゴリズムでの検出率は低めなのですが、
複数を組み合わせる事によって高い検出率を発揮できるようになります。
Trackingという処理によって行われます。
処理が軽量なので、ある程度の早い動作にも対応できます。
Mittellは転倒軽減を目的としているため、
起床や離床以外にも、身体が柵を越えていたり、
身体が逆さまに寝ている場合もコールが鳴らされます。
非接触型の優れている点でもあります。
現在の医療現場において、様々な見守りカメラは転倒予防目標は達成出来ても
転倒防止目的を達成出来るとは言い切れない状況にあります。
従って今後の課題としましては、Mittellの精度を100%に限りなく近付けていきます。
Mittellはこのような製品となっております。
もし興味を持たれましたら、こちらからパンフレットをダウンロードできます。
今後ともよろしくお願いいたします。