mittellのしくみについて

amano

初めまして、ジーアイシーの天野です。
本日はMittellのしくみを簡潔に説明します。

 

概要

Mittellはベッドサイドにおける転倒事故を未然に防ぐためにつくられました。

Mittellの長所の1つとして、非接触型なので非常に壊れにくいだけでなく、
起床が検知できる点があげられます。

またマットセンサーとクリップ式センサーを併用されている場合に比べると、
Mittellの使用では他と併用することなく、当製品1台で済むという大きなメリットもあります。

 

ハードウェア

Mittell本体は主にイメージセンサとマイコンで出来ています。

患者さんの映像をリアルタイムにセンサから読み取ります。
読み取られた映像はマイコンに送られ、AIで処理されて起床や離床を検知します。
その際、既設のナースコールに接続されていればコールが鳴らされます。

Mittellの機能は以下に詳しく記載されていますので、こちらをご覧ください。

Mittellの特徴についてはこちら

 

ソフトウェア

Mittellのプログラムはコンパイラ言語で書かれているため、堅牢で動作も高速です。

主な機能は

・画像認識のアルゴリズムを用いた検出機能
・動体検知による追跡機能
・身体位置予測機能

の3つで、検知にはAIが用いられています。

 

動作の流れとしては、

1.患者さんを認識する。
2.認識した患者さんの動きを追跡する。
3.動きから身体位置を予測し、起床や離床を検知する。

以上となります。

 

1について

単体のアルゴリズムでの検出率は低めなのですが、
複数を組み合わせる事によって高い検出率を発揮できるようになります。

 

2について

Trackingという処理によって行われます。
処理が軽量なので、ある程度の早い動作にも対応できます。

 

3について

Mittellは転倒軽減を目的としているため、
起床や離床以外にも、身体が柵を越えていたり、
身体が逆さまに寝ている場合もコールが鳴らされます。
非接触型の優れている点でもあります。

 

今後の課題

現在の医療現場において、様々な見守りカメラは転倒予防目標は達成出来ても
転倒防止目的を達成出来るとは言い切れない状況にあります。
従って今後の課題としましては、Mittellの精度を100%に限りなく近付けていきます。

 

お知らせ

Mittellはこのような製品となっております。
もし興味を持たれましたら、こちらからパンフレットをダウンロードできます。
今後ともよろしくお願いいたします。


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