第1回:医療施設の類型について

グリグリ

ジーアイシーの田栗です。

現在弊社では、医療業界向けの見守りシステム「Mittell(ミッテル)」を展開しています。この取り組みの中で、医療業界の法制度や業界をリサーチしてきました。その中で「へー」と思ったことをいくつかお話ししたいと思います。

第1回目”病院とは”です。

病院とは?

医療施設は大きく「診療所」と「病院」に分けられます。病床を有さないものまたは病床数が19床以下の施設を「診療所」、病床数が20床以上の施設を「病院」として区分されます。

また、「病院」も一定の機能別や対象とする患者の相違などから5つの区分に分けられています。

  1. 一般病院:下記以外の病院
  2. 特定機能病院:医療施設機能の体系化の一環として、高度の医療の提供、高度の医療技術の開発及び高度の医療に関する研修を実施する能力等を備えた病院について、厚生労働大臣が個別に承認するもの。
  3. 地域医療支援病院:地域医療を担うかかりつけ医等を支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院として相応しい医療機関について、都道府県知事が個別に承認するもの。
  4. 精神病院:精神病床のみを有する病院
  5. 結核病院:結核病床のみを有する病院

また、「病床」もその機能及び設備により区分されていて

  • 「一般病床(急性期病床)」
  • 「療養病床(慢性期病床)」
  • 「結核病床」
  • 「感染症病床」
  • 「精神病床」

の5つに区分され、それぞれの類型別に必要な施設や人員の配置基準などが設けられています。

病院の類型はどこで確認できる?

これらの情報は各病院のHPなどから確認することができますので、ご興味のある方は調べてみるのも面白いかも。。。。。各病院さんの経営戦略なども推測できたりします。

医療業界に関する法制度

医療業界における法制度は多岐にわたりますが、中でも特に重要なものとしては以下のものが挙げられます。

・医療法
医療に関する一般的なルールを定めた法律です。医療行為の資格要件や適格者、医療施設の設置基準、医療機器の規制などが含まれます。

・健康保険法
健康保険の制度に関する法律です。健康保険は、労働者やその家族、年金生活者などが加入し、医療費の一部を保険で賄う仕組みです。医療費の支払いや保険者・被保険者の権利義務、医療機関の認可制度などが定められています。

・介護保険法
介護保険の制度に関する法律です。高齢者や身体障害者などが利用する介護サービスの費用を保険で賄う仕組みです。介護サービスの種類や受給条件、介護サービスを提供する事業者の基準などが定められています。

・個人情報保護法
個人情報の取り扱いに関する法律です。医療業界においても、患者の個人情報は厳重に管理される必要があります。この法律では、個人情報の収集・利用・提供などのルールが定められています。

以上が、医療業界における法制度の一部です。これらの法律に基づいて、医療機関や介護事業者は適切な医療・介護を提供し、患者の個人情報を適切に管理することが求められています。

医療機関にとっては法令順守が重要であると同時に、患者にとっても自分自身の健康や人生に関わる医療情報や医療サービスを選択するうえで、法制度について知ることは重要です。

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